今年は11月にちばアクアラインマラソンが開催される年です。景色の良さや地元の歓迎ムードなどから私が大好きな大会の1つになっています。
今回は、ちばアクアラインマラソンとはどんな大会だろうか?と気になる方に向けて、アクアラインマラソンの魅力をお伝えします。当日のアクセスやコースの情報といったエントリーに際して必要な情報もきちんとご紹介しますので、最後までお読みいただければアクアラインマラソンについて理解し、エントリーするかどうかの判断材料が揃うようになっています。
すでにエントリーを決めている方向けにコースの攻略も載せておりますので、ぜひ参考にしていただきたいです。
アクアラインマラソンのポイント
2年に1回実施される
ちばアクアラインマラソンは2年に1回開催されるマラソン大会です。11月の第二日曜日に行われることが恒例となっています。2026年大会は11月8日の開催が決定しています。
スタート地点の様子です。

東京湾アクアラインの橋の上を走れる
アクアラインマラソンは木更津の海に面した潮浜公園をスタートし、木更津市街を抜けてアクアラインの橋の上を走り、木更津のアウトレットを抜けて袖ヶ浦市街ののどかなエリアを抜けた後、木更津へ戻ってくるコースです。ちなみに、アクアラインは木更津金田ICから入って海ほたるで折り返し、木更津金田ICから一般道に戻る約10kmの距離になります。アクアラインの橋を走れるというのが目玉ではありますが、フルマラソンのコースのうち橋の区間は4分の1にも満たないということになります。
天候によってはアクアラインの橋の上を走ることができず、短縮コースとなる場合があります。橋の上は周りに遮るものが何もないため、風の影響をもろに受けてしまうからです。安全上、風が強い場合には橋の上を走ることができません。

普段は交通情報を掲示している電光掲示板にランナーを励ます言葉が映されているのには、木更津の方々のお心遣いを感じました。

千葉の名産たっぷりのエイド
海ほたるPAが大型のエイドステーションになっていて、普段歩けない駐車場に給水と千葉特産品のグルメがずらっと並びました。

私は南房総の特産品であるびわを使ったお菓子をいただきましたが、他にもアジや木更津名産の海苔を使ったお菓子なども置かれていました。

そして、私はアクアラインの復路の景色が好きです。この日は曇りでしたが、橋の上から眺める房総半島はとても雄大に見えました。

さらに、37km付近(?)には今回も木更津特産のブルーベリーが振る舞われるようです。終盤のきつい坂に向かう前に栄養補給、気分もさっぱりリフレッシュさせてくれます。
ハーフマラソン部門も
「アクアラインを走ってみたいけどフルマラソンはちょっと…」というランナーに向けて、ハーフマラソン部門もあります。ハーフマラソンなので距離は21キロほど。フル同時にスタートを切り、木更津のアウトレットすぐそばの牛込海岸でフィニッシュします。アクアラインを走ってついでに観光もして帰りたいという方にはハーフマラソンがピッタリです。前回はハーフ部門の方がフルよりも先に定員に達したようです。
前回の2024大会レビュー
当日のアクセス
※これはあくまで前回大会の情報です。ランナーのアクセス導線などは変わる場合がありますので、エントリー後、大会事前にHPに参加案内が掲載されると思いますので、最新情報はそちらで確認してください。
2024年大会の時には、JRがアクアラインマラソンの臨時特急を運行してくれたため、こちらを利用しました。新宿を始発とし、錦糸町、船橋、千葉などに停車して木更津駅までアクセスできます。全席指定なのでチケットさえ取れれば木更津まで着席保証です。ランナーしか乗っていない列車なので当日朝の移動からすでにお祭りが始まっているようでワクワクでした。
木更津駅から更衣室や荷物預け会場となる木更津市民体育館まで約20分徒歩移動となります。周辺道路は交通規制がありますので、マイカーで誰かに送ってもらうのも難しいです(難しいというか、交通規制ギリギリのところまでマイカーをつけるのはマナー違反です)。着替え場所は体育館なので寒さや雨風の心配はありません。スポンサーブース等もここに出ています。
その後はす向かいの木更津警察署の駐車場で荷物預け、スタートエリアまではまた徒歩20分の移動になります。スタートエリアにはフォトスポットやお手洗い、給水がきちんと設けられています。広い公園なのでウォーミングアップのスペースも十分にありました。
スタートまで落ち着いて過ごすための一番の方法は、「早めにスタートラインに移動すること」です。ランナーが市民体育館に到着する時間帯はこちらのお手洗いが混み、スタート時間が近づくにつれてスタートエリアのお手洗いが混みます。他のランナーよりも早くスタートエリアに移動してしまって、空いているお手洗いを利用し、ウォーミングアップを始めるのがコツです。
天候
前回大会は雲が優勢で時々日が差す程度でした。スタート時(10時前)の気温が10度程度で風が弱く、マラソン日和となりました。11月2週目の千葉県はだいたいこのような天気が多いので、マラソンにはピッタリの季節だと思います。ただ、11:30を過ぎてくるとさすがに暑くなってくるはずなので序盤から水分補給は重要です。アクアラインの橋の上は風がありますが、木更津のアウトレットを超えてから内陸に入ってくると風が弱くなり、気温が上がるのでハーフ以降で少し気象条件が変わるのにも対応しなければなりません。
地元学生の熱烈応援
アクアラインマラソンの特徴の1つに、コース周辺の学校がクラスや部活単位で沿道に応援に来てくれることがあります。ボランティアとして給水やコース誘導をしてくれるケースはありますが、純粋に応援のためだけに来てくれるのはアクアラインならではかなと思いました。コースの序盤から最終盤まで、至る所で小学校〜高校までの地元の学生がずらっと並んで応援してくれます。彼らからの応援が本当に力になります。
ハイタッチしながら走ってテンションが上がってオーバーペースにならないように注意です。
アップダウンも楽しむ
コースの特徴としては、アップダウンがあることがあげられます。前半はのアップダウンはアクアラインです。実は木更津から橋をしばらく上っていって、海ほたるに向かって下っていくというように、橋は緩くて長い坂になっているのです。海ほたるから木更津市街へ戻る際もやはり同様に上って下る流れになります。一番勾配が急なのは23kmすぎの袖ヶ浦駅付近で内房線のアンダーパスのところだと思いますが、ここは短く急な坂です。そして、34.3kmのほたるの地区、38.2kmの清見台地区と終盤に2回名物といえる大きな坂があります。まあ、40.2km付近の木更津駅北側で内房線を超える橋もなかなかですが。これら終盤の上り坂では学生の応援に助けられました。上り坂に沿って学生が並んで応援してくれていたので、ハイタッチしながら一緒に騒いでいたところ、気づいたら上りきっていたという感じでした。
アクアラインマラソンならではの楽しみ方で、名物の坂も楽しんでいけば楽に走り切れるかもしれませんね。
会場の様子
スタート前とゴール後の荷物預けと受け取り、更衣室やスポンサーブースなどのエリアが同じ場所なので、まとめて会場の様子をレビューします。
まず、更衣室となっていた体育館ですが、ランナー数に対して十分な広さが確保されていた印象でした。市民体育館内のお手洗いはあまり大きくないですが、屋外にも仮設トイレはあり、荷物預け場所にもお手洗いは設置されていたので、慌てて無理に体育館内のお手洗いを使う必要はありません。
スポンサーブースはフィニッシュ後に回るのが良さそうでした。フィニッシュ地点が荷物預けを行った警察署の駐車場になりますので、スタート前はたくさん歩かされますが、ゴールしたらすぐに記念品と荷物を受け取り、着替えもできます。コース横にもすぐに行けるので、後続のランナーを応援もできます。
スタートエリアの潮浜公園までは徒歩20分ほどの距離でしたが、ここまでの道はとても広いのでジョグしてアップがてら向かうのもいいかもしれません。潮浜公園にも十分な広さがあるのでアップの場所には困りませんでした。公園の目の前が整列位置になります。導線がシンプルでわかりやすくてありがたかったです。ウォーミングアップスペースから整列場所が離れていたり、ブロックごとの整列位置が複雑な大会もあるので、その辺りは心配ありません。駅から会場、会場からスタート位置が離れているのは不便なところですが、導線のわかりやすさという点ではピカイチです。
フィニッシュ後は市民体育館付近から木更津駅までのシャトルバスを利用できます。
コース攻略と対策
スタートは遅めの9:45
スタート時間は9:45からのウェーブスタートです。スタートが遅めなので遠方からでも参加しやすいと思います。早めに行ってゆっくりウォーミングアップもできますね。
前半は風、後半は坂、気温変化
前半のアクアラインの橋の上はアップダウンもありますし、風の影響を確実に受けると思っておいた方がいいと思います。コツは坂や風のことを気にし過ぎずに景色を楽しんで走ることです。景色に夢中になっているうちにアクアライン区間は終わっているでしょう。
そして、終盤に大きな坂があります。このために体力を残しておきたいですね。坂は沿道の応援がとても盛り上がります。私はこの応援に応えつつ、彼らとハイタッチしながら楽しく走っていたところ気づいたら上りきっていたという状況でした。マラソンはメンタルのスポーツとも言われますが、終盤の坂をメンタルだけで乗り切れるほど甘くはないので、中盤の木更津のアウトレット付近や袖ヶ浦市内の平坦な区間でペースをむしろ落とすぐらいのつもりで、体力を温存しておくのが最後まで楽しく走り切るためのポイントになります。
11月は朝晩の寒暖差が大きい季節でもありますし、アクアラインマラソンの場合には風も考慮した服装で走らなければなりません。3:30程度でゴールした私はTシャツに膝上のタイツ、アームカバーで走ってちょうどよかったです。周囲のランナーでも男性なら半袖短パン、女性は下は長めのタイツを履いている方もいました。風が強くなることが予想されますし、紫外線対策の観点からも迷ったら肌を覆えるものと考えていいでしょう。長袖を2枚以上重ね着するのはアクアライン以降暑くなるのでおすすめしません。
応援と一体になって楽しむこと
アクアラインマラソンの最大の攻略法は沿道の方々の応援に応えながら楽しく走ることです。沿道に人が多いだけの大会はたくさんあります。しかし、アクアラインマラソンの沿道の方々は全く雰囲気が違います。まるで見ず知らずのランナーを応援することを心から楽しんでくれているようです。彼らが作り出してくれる雰囲気に乗っていくようにするときっと楽しく42.195kmを走り切れるでしょう。走りきった時には、また走りたい!と心から思える大会になっているはずです。
注意点
ホテル・電車の混雑
当日、木更津駅へ向かう電車はとても混雑します。アクアラインを渡る高速バスも同様です。高速バス利用の場合にはエントリーを決めてからとにかく早く予約を取ること、JRの特急新宿わかしおの場合には1ヶ月前に予約するのは必須です。当日、総武線快速のグリーン車や千葉駅始発の普通列車も座るのは難しいでしょう。
前泊の場合は木更津駅周辺や袖ヶ浦駅前などが候補になります。ただし、ホテル自体があまり多くない点には注意が必要です。他の都市型マラソンのようにホテル代が爆上がりすることはない印象なので、当日の公共交通機関の遅延や混雑が不安な場合には前泊することもおすすめします。
前泊のおすすめは袖ヶ浦駅前の東横インです。無料朝食は6:30からの提供なので、スタート3時間前には食べ終えることができます。木更津駅周辺には小さな銭湯が1軒しかない一方、袖ヶ浦駅前には大きなスーパー銭湯があり、走った後のリラックスタイムにもうってつけです。
会場アクセス最重視なら木更津駅徒歩10分で市民体育館までも徒歩10分の「東京ベイプラザホテル」、価格とアクセスのバランス重視なら「グランパークホテルエクセル木更津」もおすすめです。大浴場のある「ホテルルートイン木更津」もおすすめですが、ホテルと木更津駅や会場の往復が路線バスまたはタクシーになってしまいます。国道沿いにあるホテルなので、マイカーで木更津入りする方には当日帰る際にも交通規制の影響を受けないのでいいかもしれません。
スタート前の徒歩移動が長い
他の大会と比べると、荷物預けや更衣室のあるエリアからスタート地点までが長い点は頭に入れて当日のスケジュールを組みましょう。上着を脱いで走る格好でいる時間が長くなるので風が強かったり、気温が低い日にはさっと脱いで捨てられるポンチョは必携です。
エントリースケジュール
最後にエントリースケジュールです。エントリーは全て先着順です。
①千葉県民先行枠
3/15(日)20:00〜3/18(水)17:00
②一般枠
3/22(日)20:00〜4/12(日)17:00
③アスリートランナー枠
3/22(日)20:00〜5/7(木)17:00
男性3時間30分
女性4時間00分
のタイムを記録したランナーのみ応募可能。
※記録証の提出が必要
④学生応援枠
3/22(日)20:00〜5/7(木)17:00
⑤女性応援枠
3/22(日)20:00〜5/7(木)17:00
⑥レイトエントリー枠
5/31(日)20:00〜6/8(月)17:00
前日受付はなく、10月上旬にゼッケン等の郵送となります。

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