旅ランはその名の通り、旅先でランニングをすることです。私は、宿泊したホテルや拠点となる駅などから観光スポットをランニングで回ることがあるので、この記事での旅ランの定義は「ホテルや駅等の拠点からランニングで観光スポットをまわること」とします。
もちろん、トレーニング目的で朝にホテル周辺をランニングすることにも大きなメリットがあります。私は普段荒川土手を拠点にしているので、海抜がほぼ0mの平坦な道のため、坂の練習があまりできません。旅先で坂がある場所を走ることでアップダウンの練習になり、標高の高い場所を走ることで肺のトレーニングにもなります。普段と違う場所を走ることによる気分転換もできますね。
私は、普段は徒歩でめぐる街歩きスポット、路線バスの本数が少ない場所などを距離にもよりますが走ってまわることがあります。基本的には宿泊しているホテルを拠点に、朝食前に走ります。日中混雑しているような場所でも、早朝は空いていることが多いですし、走った後にシャワーを浴びて朝食をとると、朝食がより美味しく感じますし、気持ち的にスッキリした状態で1日をスタートできます。
日中に走る場合には、走りながら観光地やグルメスポットをまわり、走っては観光し、走っては食べを繰り返しています。
旅ランのメリット
時間の有効活用
観光スポットによっては、鉄道や路線バスの本数が少ない場所があります。そのような場所を観光する際に、走ってまわれば時間を気にする必要がなくなります。
つまり、バスの時間を気にしてドキドキしながら観光する必要がありません。自分の気の向くままに観光できます。バスや鉄道の待ち時間が発生することがなく、交通渋滞や鉄道の遅延に左右されないので時間を有効活用することができます。
毎日スッキリした気分で観光ができる
宿から朝ランニングをした場合ですが、早朝に街をランニングしてシャワーや朝風呂を済ませて朝食をとると気分的にスッキリと明るく1日の行動を始めることができますね。早朝の温泉街や地方の山間の街、海辺などは走るだけでも気持ちがいいです。

早朝の鬼怒川温泉
お金が節約できる
公共交通機関を使わずに観光すれば、その分交通費の節約になりますね。
罪悪感なくグルメを満喫できる
通常ですと、旅先で食べ過ぎてしまった場合には「帰ったら運動しないとな…」とネガティブな気持ちにもなるかもしれません。ですが、早朝に走った後であればそんなことは気にせずに思いっきり旅先でのグルメを楽しむことができるはずです。「今日は名物の〇〇を食べたいから朝にランニングを頑張る!」というモチベーションの上げ方もとてもいいと思いますよ。

福岡県太宰府の梅ヶ枝餅
旅ランのデメリットや注意点
荷物が増える
通常の旅行用品に加えてランニングの道具が増えます。ランニングシューズをそのまま日中の観光などで使用する場合もありますが、そうでなければ靴が一足増えることとなります。靴を併用する場合でもウェアは必要になりますよね。
同行者による影響
ひとり旅なら気にする必要がないのですが、旅行の同行者には気を遣ってしまいますね。一緒にランニングをするような趣味が合う方ならいいでしょうが、ランニングのために早起きをして同行者を起こしてしまう、自分は走って観光地を巡りたいのに同行者はランニングが趣味でない場合などは難しいです。
ルート選定が難しい
地図アプリから想像した道と、実際には異なる場合があります。歩道があるだろうと思っていた道に歩道がなかったり、雑草や草木で荒れていて走れるような道ではなかったり、事前に決めていたようには走れないことも想定しておくようにしましょう。
ホテルのTPO
豪華なホテルなどだとお部屋からランウェアを着てロビーを歩くことが良しとされない場合もあります。また、ルームキーの紛失にも注意が必要です。私はカードキーならばウェアのチャック付きのポケットに入れて走ってしまいますが、ホテル滞在中にランニングに出る場合にはフロントに預けるなどして紛失対策は慎重に行うべきでしょう。
旅ランを楽しむコツ
事前に計画はほどほどに
景色のいい場所やグルメ、走りやすいルートなど事前の下調べは必ず行いましょう。食べ歩き(食べ走り?)を楽しみにしている方でしたらグルメスポットの下調べは必須です。街中なら問題ないでしょうが、山の中や海の近く、幹線道路を走る場合には走れるような道なのかをGoogleのストリートビューや航空写真で確認しておくと当日に困りません。私自身、走れると思っていた幹線道路だったのですが途中で歩道がなくなるなどの経験があります。
一方で、走る時間やルートなどをかっちりと決めすぎないのもコツです。あまりにも事前の計画を綿密に立てすぎると、旅先での偶然の出会いを楽しむ余裕がなくなってしまいます。
「だいたいこのくらいの時間をかけてこのあたりを走る」くらいにしておいて、「下調べの段階ではわからなかったけどこれも食べてみよう」「おしゃれな道があるからここも走ってみよう」といった現地での新たな発見のために使う時間と体力を計算に入れておくと、旅ランをより楽しめるでしょう。
荷物を減らすコツ
荷物を減らす方法については私もまだまだ苦労しているところです。観光用とランニング用で靴を分けることもあれば、夏などはランニングシューズとサンダルの組み合わせにすることもあります。長期の旅行であればホテル等のコインランドリーも活用します。
そこで、私が実践しているのは、ランニング用品以外の荷物を減らすことです。スキンケア用品はトラベル用のコンパクトな容器に詰め替えること、長期でもズボンは一本だけ、タオルや寝巻きは持っていかない(宿にあるものを使う)といった工夫もしています。さらには、あまり強くおすすめできるものではありませんが、あえて古い衣類を持参、着用してホテル等で捨てていくという方法をとることもあります。満タン状態のカバンで出発し、衣類を捨てて生まれたスペースにお土産を入れるといったイメージです。
ランニング後や入浴後のケアも欠かさないようにしたいので、ケアグッズも持っていくとかなり荷物が増えてしまうのが実際のところです。
Garminのスマートウォッチを活用
トレーニングや体調管理を目的として使われるGarminのスマートウォッチですが、私は旅ランを楽しむアイテムとしても活用しています。旅ランはトレーニング目的で行うものではないと思いますが、走った時間や距離などがわかると達成感も感じられるでしょう。地図が見れる機種を使えば、初めての道でもいちいちスマホで地図を確認することなくスイスイ走ることができます。
Garminのスマートウォッチについて知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています↓

旅ランはマナーを守って楽しもう
旅ランのマナー
ここまで旅ランのメリットとデメリット、注意点をご紹介しました。旅先でもトレーニングができて、効率良く観光ができる旅ランが私は大好きです。
ただし、マナーを守ることも大事です。
・車道を走らない
・建物の中は走らない
・人や車イス、ベビーカーのすぐ横をすり抜けて走らない
このようなマナーは当然守らなければなりません。公道や観光地はランナー専用ではありません。その点はくれぐれも念頭に置いておく必要があります。
スマホひとつで楽しめる
走る時には身軽に行きたい!というランナーがほとんどだと思います。今時の旅ランはスマホ1台あれば十分に楽しむことができます。マップのアプリで地図を確認すれば道に迷っても安心です。途中の食べ歩きや写真もスマホの決済やカメラ機能が活用でき、ランニングアプリでランニングの記録が取れます。
私はいつもランニング用のウエストポーチにスマホを入れてランニングしています。腰の部分にスマホが入るサイズのポケットがある場合にはそちらにスマホを入れて走ればより負担は軽くできます。
旅とランニングの新たな楽しみ方「旅ラン」を楽しく実践してみてくださいね。

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